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先輩社員座談会

岡畑産業で活躍する中堅社員3名が会社や現在の仕事について本音で語りました。

参加メンバーのご紹介

  • A.F. 写真

    2005年入社

    西日本営業本部
    西日本営業グループ 名古屋支店

    A.F.

  • H.K. 写真

    2009年入社

    西日本営業本部
    西日本営業グループ 大阪支店

    H.K.

  • T.N. 写真

    2015年入社

    Okahata
    Singapore

    T.N.

現在の仕事内容を教えてください

A.F. 写真

A.F.

入社以来営業職です。弊社は化学製品の専門商社で、基本的には化学製品を仕入れて販売する仕事です。主な取引先は化学系企業が多く、取扱品は幅広く、プラスチック原料の樹脂、フィルム、樹脂添加剤、ゴム薬品、有機溶剤、無機薬品、染料、顔料などを販売しています。

H.K. 写真

H.K.

工業用化学薬品と呼ばれるもの全般を取り扱っているという感じですね。私個人は、ポリ袋を成形している企業や分包紙などの包装材料を扱っている企業がメインのユーザーです。樹脂のペレットやセロハンなどといったフィルムの原反を仕入れ、販売しています。

T.N. 写真

T.N.

私は現在、シンガポールに駐在しています。主な業務内容としては既存顧客への化学品原料の販売と海外での仕入れ、販売のフォローです。東南アジアを中心にまだ日本では知られていないメーカーを探して、日本国内に展開するという新規開拓も行っています。また、シンガポールの事務所は駐在員が私一人なので、現地スタッフの雇用や出退勤を含めた人事労務管理、給与計算などの業務も行っています。シンガポール赴任前は台湾にも2年いました。新型コロナウイルス感染症の流行が始まってから2020年11月にシンガポールへ赴任したので大変でした……。

コロナ禍で営業スタイルは変わりましたか?

A.F. 写真

A.F.

基本的にお客様を訪問して面談という営業スタイルだったのが、2020年の4月以降はオンライン中心の営業活動になりました。対面でお客様とお会いすると、ちょっとした雑談からビジネスにつながることもあるので、Web面談が増えてからは対面での営業の重要性をあらためて感じるようになりました。

H.K. 写真

H.K.

確かに直接お会いした時と比べて雑談は圧倒的に少なくなりました。関係ない話から発展してお客様の困りごとを聞き出せたことがよくあったのですが、Web面談だと用件だけを話して終わってしまうことがあります。

T.N. 写真

T.N.

Web面談だと、画面に「あと1時間です」「あと10分です」といった表示が出て、「終わらせなきゃ」とちょっとした精神的なプレッシャーがあります。それ以外にも、以前は面談をしていて夕方のいい時間になったら「じゃあこのまま飲みに行っちゃいます?」といったこともよくありましたけれど、Web面談ではそういったこともできなくなりました。

入社したきっかけは?

A.F. 写真

A.F.

私は大学が化学専攻だったのと、塾講師や家庭教師のアルバイトをしていて人に説明するのが好きだったので、化学系の営業ならできるのではと思い、就職活動をスタートしました。化学系メーカーや商社など何社か採用試験を受けた中で、知人に「岡畑産業は人を大事にする会社だよ」と聞いて入社することを決めました。

H.K. 写真

H.K.

私は大学が機械専攻で、当初は大学院に進むつもりだったのですが、家庭の事情で断念して急遽就職活動を始めました。大手は採用が終わっていた状況で困っていたときに岡畑産業に入社していた知人から誘われて、給料などの条件面も良かったので入社を決めました。基礎化学程度の知識しかなかったので入社にあたって少し不安はありましたが、入社後に勉強すれば問題無いと面接時に後押ししてもらいました。実際、私がうまくやれているのかはわかりませんが、14年間なんとかやってきました。

T.N. 写真

T.N.

私は中途入社で、自分の語学力を活かして海外駐在員として働きたいと転職活動をしていたときに岡畑産業に出会いました。大学では法律専攻だったので化学なんて一切タッチしていなかったですし、前職も商社でこそありましたが食品担当で化学品なんて食品添加物を少し扱ったくらい。それでも「安く仕入れて高付加価値をつけて売る」という仕事に変わりはないと思っていたので不安はなかったです。入社時に「3年後には海外に送ってやるぞ」と言われたのを本当に実現してくれたので非常に恩義を感じています。

岡畑産業を一言で表現すると?

A.F. 写真

A.F.

一言で言うと堅実な会社です。無借金経営で多数の大手化学系企業との取引を長年続けています。

T.N. 写真

T.N.

岡畑産業に入社した当時、「サーカスみたいな会社だな」と思いました。得意な分野、得意な技能を持つ人が集まってショーが成り立つように、個性豊かな人が集まって一つの会社が成り立っているというイメージがあります。入社してからしばらく経ちますが、それは今も変わらないですね。

H.K. 写真

H.K.

お客様は繊維、テキスタイル関係や土木建築関係、先端材料など全然違うので、個人が担当している業界によってカラーが出やすいのかもしれないですね。私は入社以来ずっと大阪配属ですが、部署に同年代の社員がいなくて上も下も10歳近く離れています。上は面倒見の良い方が多く、アットホームな雰囲気です。上司との距離が近いので、何か困ったことや判断に迷うことがあったら、気兼ねなく相談できますし、上の判断を仰ぐのも早い。大手と比べてスピード感がある判断ができていると思います。

T.N. 写真

T.N.

岡畑の社員はみなさん話しやすいです。私はコロナ前の状況しかわかりませんが、東京勤務時代に本社へ行くといつも誰かが「飲みに行こうか」と声をかけてくれました。あと、残業が少なくて、勤務後のプライベートな時間も充分に取れる環境だと思います。

お互いの印象は?

A.F. 写真

A.F.

2022年4月に名古屋支店へ異動するまではずっと東京支店勤務だったので、T.N.さんが東京支店にいた時には一時、同じオフィスで仕事をしていましたね。海外勤務を希望して中途入社されて、向上心を強く持っている人だなという印象があります。

T.N. 写真

T.N.

A.F.さんのことは「羊の皮をかぶった狼」だと思っています。普段は穏やかで、羊のような柔らかい優しいイメージですが、仕事では狼モードになって、バリバリやっている。そのギャップがすごい。

H.K. 写真

H.K.

A.F.さんはお客様とのコミュニケーションがマメそうという印象です。お客様から絶対不満が出てこなさそうな感じ。

T.N. 写真

T.N.

社内メールがものすごく丁寧ですよね。H.K.さんとは東京と大阪で勤務地は違いましたが、一緒の案件を担当していました。

H.K. 写真

H.K.

塗料関係のお客様で一緒に台湾出張したこともありましたね。T.N.さんは仕事が早くてハングリー精神の強い人だなと思っています。

T.N. 写真

T.N.

転職して間もない頃で、実績を作らないと!と意気込んでいた時期でしたね。H.K.さんは頼りになる同い年で、落ち着いた印象を感じさせる人です。

商社の役割とは?

A.F. 写真

A.F.

岡畑産業の商社としての役割で一番大切なことは、仕入先であるメーカーと販売先であるユーザーの橋渡しがどれだけできるかに尽きると思います。自分の顧客であるA社に物を売りたいというメーカーがいたら、「それならA社のこの人に話をしたらいいですよ」という提案ができるかどうか。それは自分がお客様であるA社と関係構築ができているからこそできる役割です。こういった表には出てこない情報を蓄積していくことが商社の最も大事な役割だと思います。

T.N. 写真

T.N.

お客様のプラスになる情報やサービスをいかに提供できるか、ロジスティックスやサプライチェーン、そして新しい材料の提案などをやっていくことが、商社に求められていることだと思います。

H.K. 写真

H.K.

商社不要といわれることもありますし、専門的な知識ならばお客様の方が持っているということもあります。ただ、私たち商社はさまざまな業界のアイテムを取り扱っていて、違った視点から商品提案ができます。幅広く情報収集をしていてさまざまな分野の知識があるからこそ、新しいアプローチができると思いますし、そういったことが商社に求められる役割なのだと思います。

岡畑産業に向いている人、一緒に働きたい人は?

T.N. 写真

T.N.

私が率先して言いたいのは、海外に興味を持つ人がどんどん来て欲しい。「日本だけ見ていても、しゃーないぞ!」と非常に思うところです。新型コロナウイルスの関係で現在は難しいですが、入社してまだ2〜3か月というような何もわからない新入社員を先輩の海外出張に同行させたり、若手にどんどんチャレンジさせたりしてくれる会社が岡畑産業です。それをポジティブに受け止められるような人たちが来てくれたら、海外で駐在員として働いている立場として嬉しいです。

A.F. 写真

A.F.

どの仕事にも共通することですが、物事を早く正確に対応できるということは働く上で求められる条件だと思います。ビジネスは人と人との繋がりからチャンスは無限に広がっていきます。相手との関係を大切にできる人、誠実に対応できる人と一緒に働ければ良いなと思います。

H.K. 写真

H.K.

メーカーとユーザーの間に入って、調整弁的な役割をすることが多く、人と関わることが前提の仕事です。コミュニケーション能力や協調性を持っていること、人と会うことが苦にならない性格の方は向いていると思いますね。コミュニケーションは社内でも大事で、ミーティングの場面で「こんな商材を見つけたけど、他に活用できることはないかな?」と広げられたら次につながったりもしますので。

これからのみなさんの目標は?

A.F. 写真

A.F.

名古屋に赴任してまだ1年足らずですが、弊社の主要販売先である既存ビジネスをいかにプラスアルファで伸ばしていけるかが今の自分の最大の課題です。そのためにも、まずはこれまでの経験を活かしながらしっかりと軸足を固めていきたいです。

H.K. 写真

H.K.

西日本営業本部は長年営業活動をされてきた大先輩方が退職される時期に入ってきたので、しっかりと仕事を引き継いでいきたいです。また、ここ2〜3年、コロナによって新規開発でめぼしい成果を挙げられていないので、新規開発に注力したいという思いがあります。

T.N. 写真

T.N.

私は大きく二つ。まず一つ目は、シンガポール法人の現状の既存ビジネスが特定の事業で利益や売上を稼ぐ一本足打法に近い状況になっているため、駐在期間中にもう一本大きな柱となるような新規案件を獲得したいです。二つ目はプライベートの充実!この二つを今後の目標に頑張っていこうと思っています。